逆発火催促

逆発火催促とは、本線の一部でありがなら、逆側から発火すると副砲として使える連鎖の組み方のこと。

以下、momoken氏のブログより引用。

 

逆発火催促

通常、副砲は本線と完全に分断されるか本線の中に複合されるものが多いので、連鎖の進む「向き」は本線と同じ方向になりがちです。
対戦相手もその前提を知っているので、本線と同じ方向への凝視をしてきます。

今回はその裏を突く、「逆発火的」な副砲の作り方について。
基本形


赤のL字の使い方が大体基本の形となります。赤発火からの2ダブが裏からかまえてあります。黄色からも3連鎖がありますが、それはオマケ程度なので今回はあまり言及しません。本命は赤発火です。
裏につけてある催促なので、表に余計なぷよは無く、伸ばしもスムーズにできます。

このような逆発火催促のメリット・デメリットとしては
メリット:読まれにくい、催促キープをしやすい、二面性を持たせやすい
上図では、逆発火の2ダブの上、青発火4連もキープできます。その二面性を上手く扱うことによって、相手からの催促の大きさに応じて柔軟に火力調整ができます。
また、二面性があるので発火色がたまたまかぶってさえいなければ催促の発火点を2箇所に作ることができることになるので、ツモれずに負ける確率が大幅に減ります。

デメリット:形が崩れやすい、暴発率が上がる、難しい
逆発火催促を無理にキープしようとして折り返し周辺がぐちゃぐちゃになってしまうようなケースは度々見られます。


以上の点から考えると、中~上級者向けの技術になります。
このような一つの形に二つの意味を持たせる連鎖は非常に強力です。上手く使いこなせるようになれば、強力な武器になるでしょう。