(11-22)暴発クロス_ぷよステーションアーカイブ

※本記事は、ミスケン氏によって制作された、元ページ:http://www.geocities.co.jp/Playtown-Darts/2423/VS/11_22.htmlをアーカイブしたものです。

 

服部VSミスケン 暴発クロス!

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(図1)
1Pは折り返しを作りに行く状態。
2Pは合体に持っていくには厳しいツモ…というか消さずに置くことすら難しそう。

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(図2)
2Pは結局1、2手目で単発か2連を打てる形にしつつ3手目で連鎖尾を確定し、相手の3、4手目によってできた緑からの最大で3トリの大きい催促に対し"クロス"のタイミングを作っている。

2Pは4、5手目で3連ができたことを相手に印象付け、1Pからの先手の催促を封じつつ、6,7手目でクロスのタイミングを見計らいながら折り返しを継ぎ足している。

1Pは先に手を出せないので、6,7手目は合体を作りに行くしかない。

そして、2Pは8手目で不発弾を打つのだが、さっき3連を印象付けておいた部分なので、1Pには予定外の速さでおじゃまが降る事になる。

普通ならこれがHITし、連携の2連で終わるはずだったが、1Pは1/8を引き3連鎖を発動。

仕方なく2Pは追い討ちの2連を相殺分として使用。
しかし、うまいタイミングで重ねているので、連鎖が終わるのは2Pのほうが早い。

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(図3)
1Pは1手目の置き方によって催促を意図していることがわかるので、2Pは4手目まで"クロス"のタイミングを維持したまま催促と連鎖尾を兼ねた形を作っていく。

2Pは相手の5手目で2ダブの3連を打ちそうだが打ってこなかったので、とりあえず"クロスを維持したまま"対抗用の催促を作成。

もし2ダブの3連が来ていたら、2Pは6手目と7手目を右から3列目に置いて7ダブの"クロス"を発動する。

1Pは大量に来た赤で単発から2連と、細かい攻撃に変えてきた。

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(図4)
ここで2Pは、相手に催促を持っていることを印象付けてあることを利用し、赤青で本線を暴発させながら"クロス"しに行く!

なんと、図3の8手目によって本線青発火を残しつつ、赤発火時の折り返し暴発を作成し、左の催促も9手目で土台の赤への連結を防いでいるのだ!

狙いとしては1ダブの2トリの3トリだったが、発火直前のいらない2手目の赤の影響で5連になってしまった。

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(図5)
それでも1Pが本線を立て直す時間を著しく減少させて、"クロス"に成功している。

2Pは、もし赤発火の7連鎖を普通に打っていたら、1Pの形から言って6トリの7連は打てている。

"クロス"によって勝てるポイントの微妙さがよく伺える試合と言えるだろう。