対戦の考え方(2)03/8/9_ぷよステーションアーカイブ

※本記事は、ミスケン氏によって制作された、元ページ:http://www.geocities.co.jp/Playtown-Darts/2423/tactics/VSsikou_2.htmlをアーカイブしたものです。

 

さらにリスクを減らす方法

対戦の思考(1)で書いたとおり、相手のできる攻撃にさえ対応していればいいのだが、実際には対戦中に打ってくるような攻撃以外に、ある局面をなぞぷよなどで研究すれば、通常では有り得ないような攻撃もあるだろうし、結局対応する場所が多くなってしまう。

やはりこのような考え方は理想論にすぎないのか…?

この問題を解決するのが「人間VS人間」の戦いというところにある。

なぞぷよで見なければ解らないような攻撃なら、相手の人間がそこを打とうとすることはまず不可能と考えることができる。

つまり、相手の頭の中で考えうる攻撃と、実際に相手のフィールド上で使用できる攻撃の一致した部分だけに対応していけば、かなり現実的な攻撃してくる場所の数が見えてくる。

さらに、相手のレベルが下がれば下がるほど、相手の頭の中で考えうる攻撃の種類は少なくなるし、レベルが高い人なら、攻撃したあとの形に少々リスクを抱える場合はその攻撃を仕掛ける可能性が少なくなるなど、相手のレベルに応じて、対応する箇所を少なくしていくことが可能なのだ。

ほかにも、人間的な部分を利用する方法として「連鎖を作る流れ」というものがある。

本線を作っている流れから、2ダブを作ろうとしている流れになったり、不発弾を作ろうとしている流れになったり、一度流れに入った部分は打ってくる可能性が高くなるので、そのような流れを発見したら重点的にそこに対応するなど、相手のぷよの動きから相手の頭の中の流れを読むことで、相手から来る攻撃で可能性の高いものを割り出すことができる。

このように、相手が「人間」であることを利用することにより、隙が少なくてリスクの低い積みを実現するのです!